今食べているのはどこの部位?馬刺しの名前を見てみましょう

ブロックの馬刺しを切った写真

馬のお肉である馬刺しを好んで召し上がる方もいれば、牛肉や豚肉に比べて食感が苦手だと感じる方もいらっしゃるでしょう。
馬肉である馬刺しと牛肉や豚肉は、実際に何が異なるのでしょうか。
今回は、牛肉や豚肉と馬肉の違いに加えて、馬刺しの名称についてご紹介します。

□馬刺しは他のお肉と比べてこんなに違う

馬刺しはたんぱく質が多く含まれており、脂質が少ないことが特徴です。
他には、鉄分とカルシウムが多く含まれていることも馬肉の特徴と言えます。

馬刺しは高たんぱくで低脂肪な肉であるため、他の肉と比較して体脂肪が増えにくい肉です。
また、馬肉に含まれる脂質には酸化しにくい不飽和脂肪酸が多く含まれており、ヘルシーな肉でもあります。

不飽和脂肪酸と対の存在である飽和脂肪酸は、多ければ多く含まれるほど体脂肪が増加してしまう原因になります。
そのため、不飽和脂肪酸が多く含まれる馬肉は、牛肉や豚肉に比べて健康的な食材であると言えます。

そして、馬肉の特徴として、カルシウムと鉄分の量が多いことも挙げられます。
カルシウムに関しては、他のお肉に比べて2倍以上の量が含まれています。
何かと摂取することが少ないカルシウムを少しでも得られるため、健康面で良い肉であると言えます。

鉄分も多く含まれており、馬肉100グラムあたり4.3ミリグラムの鉄分が含まれています。
鉄分を多く摂取できるとされている牛レバー100グラムあたりの鉄分よりも多く含まれており、栄養素を少しでも多く摂取したい方におすすめの食材です。

他にも、ヘルシーミートとも呼ばれる鶏肉よりも馬肉は低カロリーです。
そのため、ダイエットのようなカロリー制限の食事を行いたい方は、馬肉を取り入れた献立を考えてみてはいかがでしょうか。

□今食べているのはどこの部位?馬刺しの名前を見てみましょう

馬刺しの最もスタンダードなのは赤身です。
赤身は、馬肉のなかでも脂肪分が少ないため、ヘルシーでさっぱりとした味わいで楽しめます。
赤身に脂肪分が入った部位が霜降りと呼ばれ、赤みに比べて食べやすいのが特徴の部位です。

他には、ヒレと呼ばれる部分があり、馬肉の中で最も柔らかい部分です。
そのため、馬刺しの中でも食べやすい部位とされています。

□まとめ

馬刺しに使われる馬肉は、牛肉や豚肉に比べて低脂肪な肉であり、低カロリーで有名な鶏肉よりもカロリー値が低い食材です。
そのため、食事の際に健康面で気を付けたい方やダイエットに挑戦したい方にもおすすめの食材の一つと言えます。
適切な食べ方を学び、美味しく馬刺しを食べながら、健康的な食生活を目指しましょう。