滅多に食べない馬刺しを新鮮に食べるための保存方法とはどんなもの?

馬刺しを箸で持ち上げている写真

馬刺しは法律で冷凍保存と冷凍状態での流通が定められているため、皆さんのお手元に届く馬刺しは基本的にさばいた直後に冷凍されたままの新鮮な状態です。

もちろん保存期間が長ければ少しづつ鮮度が悪くなっていくものの、やはり冷凍保存する分日持ちはします。

□馬刺しの保存期間はどれくらいある?

冷凍保存で流通するため賞味期限が長く、具体的に意識することの少ない保存期間。

しかし、いくら冷凍保存するとはいえ馬刺しもずっと鮮度を保ち続けられるわけではありません。
解凍してしまえば、その期限はすぐになります。

*加工してすぐの場合

冷凍保存が基本とはいえ、冷凍されてからも少しずつ食材はだめになっていきます。

そのため、加工し冷凍されてすぐの方が保存できる期間も長くなります。
加工されてすぐ購入、解凍したと仮定すれば、冷蔵庫で保存して4日から5日ほどと言えます。
開封後は当日中に召し上がってください。

*真空パックの場合

冷凍保存される馬刺しは真空パックで販売されているケースが多いかと思います。

こういった場合、冷凍状態から直接冷蔵庫に移したあと1週間程度が賞味期限の目安です。
この場合でも未開封の必要があるため、開封後は当日中に召し上がってください。

*冷凍保存の場合

冷蔵庫に移さず冷凍状態を維持した場合は、記載してある通りの期限までに召し上がってください。

馬刺しは鉄分の含有量が多いため、開封後の酸化が早く、変色にもつながるため空気に触れないようしっかりと包んでから保管すると良いでしょう。

□冷凍や冷蔵での保存方法はどうしたらいい?

1.冷蔵保存の場合
保存期間はおおよそ以上の通りですが、どのように保存すべきかは悩むところです。

基本的には冷凍保存ですが、食べる際には冷蔵庫で解凍してから食べるのがおすすめです。

そのため冷蔵庫での保管は一時的なものになりますが、この保管にも注意点があります。
冷蔵庫は扉を開閉するたびに扉付近の温度が上昇し、冷蔵庫内自体の温度も上がりやすくなります。

そのため、冷蔵庫の奥の方やチルド室などの外気に触れにくい位置で保管すると温度が上がらず鮮度が保たれます。

2.冷凍保存の場合
冷凍保存の場合は記載されている期限まで持つため、1日2日で食べずとも大丈夫ですが、それでも全く鮮度が落ちないわけではありません。

業務用のものと比べてもやはり家庭用冷蔵庫は温度が高いため、長期保管するのではなく早めに食べると鮮度の良い馬刺しが楽しめます。

□まとめ

賞味期限の長さ、すなわち鮮度の良さが特徴的な馬刺しですが、やはり購入後すぐの状態が最も鮮度が良く美味しく召し上がれます。
期限はまだあるから、とあまり放置しすぎず、購入後はできるだけ早めに召し上がることをおすすめします。