馬刺しの栄養素はどれくらい?効能にはどんなものがある?

皿の上の馬刺しフタエゴスライス

馬刺しは体によく比較的カロリーも低くさまざまな効能がある、と聞いたことはあるでしょうか。
これらはすべて事実と言われており、多くの栄養と効能のある馬刺しは日本で古くから細々と愛され続けてきました。

しかし、その具体的な効能や栄養素についてはあまり知られていません。

□馬刺しの栄養素って?

1.馬刺しのカロリー

およそ馬刺し100グラムに対し、カロリーは110キロカロリーほど。

よく気にされやすい糖質量は、馬刺しが100グラムに対して0.3グラムほどとなっています。

2.馬刺しとほかの食材を比較

ではこの数字をほかの肉類と比較してみましょう。

今回は全て肉100グラムあたりで見ていきます。
例えば牛ヒレ肉であれば、糖質量は馬刺しと同じ0.3グラムほど。

しかしカロリーは馬刺しより高い133キロカロリー程度となっています。
低糖質・低カロリーで有名な鶏ささみであれば、糖質が0.1グラム、109キロカロリーと期待を裏切らない数値です。
しかし、馬刺しと比較してみればそのカロリーは100グラムあたり1キロカロリーしか変わりません。

□馬刺しの効能にはどんなものがある?

馬刺しを食べると具体的にどんな効能が期待できるでしょうか。

1.血圧の低下や便秘改善

馬の脂には不飽和脂肪酸が多く含まれていると言われます。

この不飽和脂肪酸は血圧を下げ、便秘を改善してくれる脂です。
細かくはほかにも生理痛の改善やアトピー肌の改善、記憶力の向上などさまざまな効能が期待できるとされています。

2.冷えの改善

末端冷え性に悩まされる方は多いでしょう。

そんな冷え性にも馬刺しは効果があると言われています。
具体的には馬刺しの持つタンパク質にペプチドという成分が含まれており、このペプチドが血管を広げます。

結果、血流が改善されるということです。

3.体内のサポート

体内で行われる活動に必要なミネラルを、馬刺しは多く含んでいます。

その量は牛肉や豚肉の3倍から4倍ほど。
人間の体内では作り出せないミネラルを多く摂取できることは、体内の組織をサポートしてくれると言っても良いでしょう。

□まとめ

馬刺しは美味しいため、どれだけ体に良くても関係ない、と思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、事実として馬刺しはダイエットにも良いといわれるほどカロリーが低く栄養は豊富です。
美味しく食べながらさまざまな効能を享受したいですね。